株をしている人の中には損する人と得する人が必ずいます。その二種類の人の間にはどのような違いがあるのでしょうか。その違いを知り参考にして、あなたも株で得する人になりましょう。

株で損する人得する人

株で得する人は感情のコントロールができる

株を行う人はいろいろな目的があって行っています。優待をもらいたい、経済の勉強になる、好きな会社を応援したいなどありますが、1番はお金を儲けたいというところでしょう。どんな目的で行うにしても損をしてまでしたくありません。しかし、お金が絡むと人は感情に左右されます。人より多く儲けたい、損をしたくないという思いから論理的な思考ができなくなります。
例えば、株式投資では持っている株価が上がり続けているときに売ることはなかなかできません。まだ上がる、そうすればもっと利益が出ると欲に支配されるからです。逆に下がり続けているときは保有しておくことがなかなかできません。これは、もっと下がる、そうなれば損失が大きくなるという恐怖に支配されるからです。こうした株価の変動にいちいち反応していては、利益が出ているときに何もせず、利益が少ないまたは、マイナスになってから売ってしまうということになります。これでは儲かりません。得をするには、この欲と恐怖という感情をコントロールすることが大切です。難しいことですが、これは目的と信念を持つことで可能となりますし、利益を得ている人はそれがあります。
例えば、目的が優待をもらうことであれば株価の変動は関係ありませんし、信念として自分なりの適正な株価がいくらかを計算する方法を持っていて、それより低ければ買って高ければ売るとしていれば、同じように変動で行動が左右されることがありません。自分にとって株式投資をする目的が何で、どんな信念でやるのかを明確にすることが欲や恐怖という感情をコントロールできる対抗策となります。
ただし、どんなに儲けている人でも完全に感情をコントーロールできる人はいません。それで失敗をするたびに目的や信念を思い返すことになります。

株で損する人は損切ができない

株式投資をしている人は、利益を出す人と損失を出す人に分けられます。利益を出す人が成功している理由は様々ですが、損を出している人が失敗している理由には共通点があるのです。その理由とは、損切りができていないことです。損切りとは、保有している株式の評価額が下がったときに、それ以上損失幅を拡大させないために多少の損が出ることを許容して決済することです。損切りをすることで被害を最小限に抑え、次の売買に向けて資金を使うことができるようになるのです。
しかし、損をする人は損切りができないために評価額が下がった株式を保有し続けることになり、資金が拘束されているのです。また、マイナス評価となっている株式を保有していることは精神的にも不安定になり、パソコンの前に座ることすら嫌になってしまう危険性があります。損切りができない理由として挙げられるのは、自分の手で損失を確定させる決断ができないためです。損切りをすると言うことは自分の投資が失敗だったことを認めることになるだけでなく、投資資金の一部を失うことになります。そのため、いつか上がることを願って保有し続けてしまうのです。
多くの場合、損切りができずに塩漬けしている株はそのまま下がり続け、投資資金に回復不能なほどのダメージを与えることになります。保有株式の評価額が下がっているということは、その株式への投資が失敗だったということです。仮にそこから反転してプラスマイナスゼロになったとしても、それは運が良かっただけで自分の投資戦略が間違っていたことに変わりはありません。失敗した取引に固執せず、損切りをして新たに銘柄探しを行うことが株で成功するために必要なことなのです。

株で得する人になるためには

株式投資に取り組んでいる人は多いですが、得する人になれている人は少数です。株式投資は売買を行うことのほかにもお得な事柄があり、上手に利用することが得する人になるための秘訣です。株式投資における最もお得なことは、売買によって利益を上げることです。値上がりが見込める銘柄を選び、買い注文を出して購入し、そしてもくろみ通り値上がりしたら売り抜けるという一連の流れを適切に行えば、買った値段と売った値段の差額を売買益として得ることができます。
しかし、売買で利益を出すことは簡単ではありません。利益で得する人になるためには、寸暇を惜しんで勉強をすることで知識を得ることに加え、できるだけ長い時間市場に触れていることで相場の流れを掴み、そして売買を繰り返すことでしか身に付かない経験を積むことによって売買利益を出せるようになるのです。小売業や食品製造業、さらにはサービス業といった企業の株式を保有することで受け取ることができる株主優待券もお得です。無料買い物券や割引券、商品引換券といった各種優待券は、銘柄を売買することなく保有しているだけで定められた期日に受け取ることができるのです。特にレストランなどのお食事券はプレゼントにも使えるので大いに役立ち、日常生活で多く利用する企業の株式を持つことで得する人になれます。
また、優待券と同様に保有しているだけで得られるお得なものが配当金です。上場企業の多くは、自社の株式を保有している人に配当金を支払っています。配当金は一株当たりいくらと決められているため、多く保有していればそれだけ配当金も高額になるのです。高額配当を行っている企業を探し、配当目当てで保有している投資家は得する人だと言えます。